スイッチを押すとき

スイッチを押すとき

2030年の日本。
増加する青少年の自殺を食い止めるために
政府があるプロジェクトを立ち上げた・・・


んー。
あんこは
リアルな部分とあり得ない部分が混同する設定って苦手です。


どっかにブっ飛んでるか
すっごい日常的か。
どっちも微妙に入り込んでるとなんかダメな人。


この「スイッチを押すとき」は
まず、このプロジェクトってのがあり得ないっしょ?って感じ。
それで最初で読む意欲が半減。


でも久しぶりに買ったハードカバーの本だし
読み進めていったのですよ。


どうしようもなく悲しい話でした。
結局、誰も救われてないじゃん。って。
命の大切さを訴えてるようで、
命を弄ばれた登場人物たちがあまりにも悲惨。
あんまり後味は良くないかな…